なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

Git環境の構築(msysgit編)

msysgitとckwを使ったGit環境の作成メモです。
ここでは、とりあえずGitが使えるようになるまでを目標にします。

msysgitのインストール

ダウンロード

http://code.google.com/p/msysgit/より、最新のインストーラ*1をダウンロードします。

インストール

基本的に、デフォルトでインストールします。
以下ポイント(とはいっても、デフォルト値を設定した理由ですが…)

  • Select Additional Tasks
    「Git Bash Here」や「Git GUI Here」は便利なのでチェック付けたままが良いと思う。
  • Adjusting your PATH environment
    Git Bash上でしか使用するつもりも無いので、「Use Git Bash Only」でいいかな。
  • Choosing CR/LF behavior
    Windows系OSでしか使わないので、「Use Windows style line endings」にします。*2

ckwのインストールと設定

msysgitのインストールが終われば、Git Bash等からGitが使えるようになりますが、Windowsのコマンドプロンプトベースなので、使い勝手がいまいち…
そんなわけで、ckwをインストールしてコマンドプロンプトの代わりに使うことにします。
といっても、git bash here で開くシェルを ckw に変更する - ぐるぐる〜のパクリですが…><

ダウンロード

bleisさんが公開しているモジュールを使わせていただきます。
改造版 ckw の修正版のバイナリとソースを公開 - ぐるぐる〜

インストール

インストールといっても、圧縮ファイルを解凍して何処か適当な場所に置いて下さい。
私は、「C:\Tools\ckw」に置きました。

設定

ckwの設定ファイルは実行ファイル名と関連付いているので、Git Bash専用に「GitBash.exe」「GitBash.cfg」という名前でコピーします。

「GitBash.cfg」を以下の様に編集します。

Ckw*title: ckw[Git Bash]
Ckw*exec: C:\Program Files\Git\bin\sh.exe --login -i
Ckw*chdir: D:\

1行目はウインドウのタイトル。とはいっても、Git Bashが起動するとタイトルが上書きされるのでどうでも良いかな。
2行目に起動するシェル*3
3行目は起動時のカレントディレクトリを指定しています。Git Bash Hereが起動時する時にディレクトリが指定されるので、あまり意味ないですが、単品で「GitBash.exe」を起動した時のために何となく設定を残しておきます。

GitBash.exeを起動して、以下の様な画面が表示されればOKです。
f:id:nakaji999:20091122202321j:image

Git Bash Hereでckwを使うための設定変更*4

レジストリエディタ(regedit.exe)を起動し、HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\git_shell\command に移動します。
こうなっているのを

"C:\Windows\system32\cmd.exe" /c "pushd "%1" && "C:\Program Files\Git\bin\sh.exe" --login -i"

以下の様な感じに変更します。

"C:\Tools\ckw\GitBash.exe" --chdir "%1"

これで、Git Bash Hereをするとckwが開くようになります。

とりあえず、これでGitが使えるようになりました。

後は「Gitインストール後の各種設定」に書いてあるような設定をちょこちょこっとしておしまい。
でも、日本語でのコメント入力や表示に問題あり…英語でコメント出来れば特に問題無いですが、私にはムリなので日本語の入力・表示環境を整えたいと思います。


*1:2009/11/22時点の最新版は、Git-1.6.5.1-preview20091022.exe

*2:結局、私は「何もしてほしくない」ので「Commi line endings as they are」にしました

*3:ここをpowershellなんかにもできたりします

*4:1.7.0.2では設定方法が変わっています。「[http://d.hatena.ne.jp/nakaji999/20100323/1269335321:title]」の設定を行ってください。