なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

TracLightningでGitを使う

Gitを使い始めようとしていることもあって、TracLightningでGitを使うための設定をしてみました。
参考にしたのは、「入門 TRAC 第2版」です。

Gitプラグイン公式HP

http://trac-hacks.org/wiki/GitPlugin

Gitプラグインのインストール

easy_installを使ってお手軽にインストールできます。
Tracコマンドプロンプトから、以下の様に入力します。

> easy_install http://trac-hacks.org/svn/gitplugin/0.11

Gitリポジトリの作成

適当な場所にGitのリポジトリを作成します。

$ git --bare init
Initialized empty Git repository in C:/TracLight/projects/git/MyProject.git

Tracの環境設定

trac.iniの編集

※メモ帳で編集すると文字コードがおかしくなってTracの画面が開かなくなりますので注意
[trac]セクションにてGitのリポジトリを参照するように変更します。

[trac]
repository_type = git
repository_dir = C:\TracLight\projects\git\MyProject.git

続いて、Gitプラグインの有効化も行っておきます。*1

[components]
tracext.git.* = enabled

トラブった

Tracのプロジェクトページを開くと、以下の様な警告が表示されるようになりました。

Warning: リポジトリと同期できません (GIT backend not available)。詳細は Trac のログを参照してください。

で、trac.logを見て見ると以下の様なエラーが出てます。

2009-11-26 08:25:54,563 Trac[git_fs] ERROR: GitError: Could not retrieve GIT version

少し途方に暮れましたが、trac.iniにgitコマンドの場所を以下の様に指定してやると解消されました。
Program Filesにインストールしている場合はスペースが入るので何か小細工がいるかも。

[git]
git_bin = D:\OnlineSofts\Develop\Git\bin\git

でけた

上記一通りの設定を行うと、TracLightningからGitのリポジトリがのぞけるようになりました。
f:id:nakaji999:20091126093840p:image

こんなんでええんかな?
とりあえず、使ってみながら確認します。

追記

追記(2010/04/21)

git を C:\Program Files(スペースを含むフォルダ)にインストールしている場合ですが、確認たところ

git_bin = C:\Program Files (x86)\Git\bin\git

で問題無く使えるようです。

*1:管理ページから有効化しても良い