なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

いい歳こいて先生にアソコを縫ってもらった

アイキャッチは可愛い子供の写真にしてるけど、これは私の身に起こった話。

想像力がたくましくて、痛いのが嫌いな人は注意してね。

あ、下系じゃないよ。

photo by migasun

きっかけは突然に

とある日の夜、何を思ったか俺は道路標識のポールに突撃ラブハート*1してしまった。

「いててて」と思いながら夜食を買いに近くのコンビニへ。そこで何気に頬に手をやると、その手にはべったりと血が・・・「なんじゃこりゃー」(あぁ、歳がばれるな…)*2

とまぁ、普通の人ならビックリするのだろう。自分も気になったので、トイレで鏡を見ようとした。が、トイレには先客がいた。空くのを待とうかとも思ったが、一刻も早くおやつを買って帰りたい自分はハンカチで頬を押さえながら、「まぁ、すりむいたかなんかしたんやろ」と前向きに判断し、おやつを品定め。

しかし、なかなか血が止まらん・・・気がする。「これはアカンで」と何も買わずコンビニを後にした。何も買わずに帰るなんて情けない。

そして、家に帰ってしばらくタオルで押さえること5分。だいぶ落ち着いてきたな。

よし、おやつも買えなかったことだし、ふて寝するか!

まさかの展開

ぐっすり寝ること数時間、AM3時過ぎに何気に目が覚めた。すると、耳の周りが固まった血でバリバリに・・・

「おー、まだ血が止まりきってなかったんかー」と洗面所に行って固まった血を落としてると・・・

なんか、耳の付け根がパクパクしてる気がする(゜Д゜)

鏡でよく見てみると、すりむいたんじゃなくて、結構深く切れてそうな雰囲気。

「おー、のー、まじか。どうしよう。とりあえず、朝になったら病院に行こう!」と心に決めて、お布団へ。布団の中で近所の病院(外科)を探し、後は朝になるのを待つのみ。

しかし、気になる。

「縫ってもらわなあかんのかな。耳がもげたらどうしよう。感覚はあるからきっと大丈夫。もしかして、時間が開きすぎてくっつかんかったらどうしよう。ずっとパクパクしたままは嫌やでぇ・・・。あかん、気になって眠れんわ。」

とか1時間ほど起きてて、4時。

気がついたら5時(寝てた)。

はっとして6時半(また寝てた)。

そして迎えた朝。病院は9時から。明け方、布団の中でガクブルしてたときには「朝一で病院へ!」って思ってたけど、日が昇ったらなんだか落ち着いてきて・・・

病院へ

結局、用事を済ませて病院に行ったのは10時過ぎ。まずは近所のきれいめな整形外科へ。

そこで、看護師さんに問診を受ける。

看護師さん:結構切れてますね~。痛いでしょう?
俺:いや、それほどでも…(一晩眠れたし)
看護師さん:で、どうしたんですか?(何してそうなったの?)
俺:ちょっと転んで・・・
看護師さん:転んだときに打ったんですか?
俺:いや、転ぶ前にぶつかって・・・

これはなかなか恥ずかしかった。「道路標識のポールにぶつかって…」なんてなかなか言えへんし。

そして、しばらくして先生に見てもらったんだけど、見るなり

先生:これは縫わんといけんよー。いつの傷?
俺:昨日の夜です…
先生:消毒はしてる?
俺:いえ、してないです…
先生:(あちゃーな空気)6時間以内に縫わんと化膿する可能性が高くなるんよ。
 顔やけん、うちじゃなくて形成外科に行った方がええよ。
 紹介しようかー?
俺:あ、はい。お願いします…

医学的な知識(常識?)はゼロなので、「おいおい、もう10時間近く経ってるで。やばいんかなぁ。化膿したら大変なんちゃうん?耳もげたらどうしよう…」てな感じで不安はMax最高潮。

結局、その病院では消毒をしてもらい、紹介状を出してもらった。

2件目の病院へ

受付を済ませると、混み合ってるので1時間はかかりますとのこと。

「うひょー、6時間どころか12時間たってまうやないかー。」

しかし、紹介状があったからか、急ぐ必要があると判断されたのかよくわからんけど、15分くらいで看護師さんに呼ばれ、傷口を見てもらった。もちろん、何でこうなったかを聞かれる。が、さすがに恥ずかしいのにも慣れてきた。

俺:ちょっとポールみたいのにぶつかって…*3

そして、しばらく待つように言われて10分ほど待ったろうか。

今度は先生に診察してもらった。「これは縫った方がええねー。準備するからちょっと待ってて。」ということで、待合室でしばらく待機。

呼ばれた先は手術室みたいなところ。

手術台みたいなところに横になって、顔に緑色の紙をかけられた。そして局所麻酔をしてもらい、何となく糸を引っ張るような音と、糸を切るパチンパチンという音を何度か聞いたところで処置終了。

そして、抗生剤と塗り薬をもらって帰った。

落ち着いてみて

ええ年こいて、アホなことしてもうた。きっかけもさることながら、その後の対応もそう。大事に至らなかったから良かったようなものの、取り返しが付かんことになるかもしれんかったなぁ。

よくよく考えると、耳の付け根で良かった。頬だったり、目とかだったらこれからの人生に大きな影響が合ったかもしれない。ほんと、不幸中の幸いとはこのことだよ。

生きてて良かった。ありがとう。

心配してた化膿もなく、順調に回復していると思われる。

教訓

  • 怪我したらすぐに傷口を確認しよう
  • ちゃんと前見て歩く

これって、小学生でもできてる事ちゃうんか…