なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

黒歴史も大事に残しておいた方が良いよねと思った話

この間、妻の実家に行ったのですが、そこでこんな話がありました。

物置を整理してたら、子供の時の日記や文集が出てきた。
誰にも見られたくないし、自分で見てもこっぱずかしいから捨てちゃう。

反射的に、「ええ~、もったいない」って思ってしまいました。

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捨てるなんてとんでもない

自分ではこっぱずかしくても、それを見ることでいろいろ芋づる式に記憶が蘇ってくると思います。だからどうってことはないですが、その頃の自分であったり、周りの環境を思い返すのもたまにはいいんじゃないかなと思うんですよね。

私の場合

実家に高校の文集がありました。何が書いてあったか、自分が書いてる何かがあるのかすら忘れていましたが、ぱらぱらめくっていると、そこにはクラスメート一人一人の俳句が掲載されていました*1。「あー、こんな子おったなぁ。元気かなぁ。」なんて懐かしんでいると、自分の俳句に行き着きました。そこに書かれていたのは・・・

肱川で 寒中水泳 ああ寒そ

お、おい、高校生の俺!

あまりのアホっぽさに愕然。まぁ、今も変わらずアホっぽいので仕方ないかと自分を納得させ、当時を振り返りました。記憶によると、文集に載せる俳句を考えてくるお達しがあったのですが、気の利いた俳句が浮かんでこなくて、どうしようかなぁと思いながら通学路である肱川橋を渡っている時に、寒中水泳している人達が目に飛び込んで来たような気がします。そこで思ったことをそのまま・・・

「文集なんて~」とちょっと馬鹿にした感情もあったんだと思います。アホですねぇ。クラスメートがしっかりした俳句を書いているだけに余計目立ちます。

でも、これを見ることがなければ当時を思い出したり、高校の時に何度も通った通学路や汽車の時間に間に合わないって友達と学校から駅までダッシュしたことを思い出すこともなかったでしょう。

そんなきっかけを与えてくれるものは大事にとっておくのがいいんじゃないかなと思った次第です。

保管するだけではタンスの肥やし

ただ、保管すれば良いってもんじゃなく、ふと目に留まらせる必要がありますよね。

段ボールに入れて保管しておくんだと大掃除、家の引越、遺品の整理くらいのタイミングしかないんじゃないでしょうか。それではちょっと寂しいです。

ITを使って何とか

文集や日記など、物理的なものは捨てて、中身だけ電子化しちゃうのがいいんじゃないかなと思います。そうすればかさばらないし、どこでも開くことができますし。もちろん、実際に実物を手に取ることはできないので、それによって蘇る記憶っていうのは無くなっちゃいますけどね。

電子化したらこれを見るきっかけを作る必要があります。これが結構難しい。例えば、Evernoteに放り込んでるノートをランダムにお知らせしてくれる機能なんていうのがあれば良いかもしれない。

お、Evernoteが提供してなくても、API使ったら作れそうな気もしますね。

そんなわけで、お手軽な裁断機(危なくないやつ)とScanSnap iX500(Evernote Editionでもいいな)が欲しいなぁ。(枚数が多いと手差しのiX100ではちょっとしんどい。)

プラス 裁断機 コンパクト断裁機 PK-113 裁断幅A4タテ 26-310

プラス 裁断機 コンパクト断裁機 PK-113 裁断幅A4タテ 26-310

富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A

富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A

*1:俳句っていうのが愛媛っぽい?