読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

「より少なく、しかしより良く」を貫く生き方 『エッセンシャル思考』 グレッグ・マキューン(著), 高橋璃子(翻訳)

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

日替わりセールだったのかな。半額の800円で買ってた。ほんの10日前のことなのにすっかり忘れてるや。

でも、ぱっと目について、ぱっとポチって他の積ん読をそっちのけで読んだ。

目次

PART1 エッセンシャル思考とは何か
第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
第2章 選択-選ぶ力を取り戻す
第3章 ノイズ-大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ-何かを選ぶことは、何かを捨てること

PART2 見極める技術
第5章 孤独-考えるためのスペースをつくる
第6章 洞察-情報の本質をつかみとる
第7章 遊び-内なる子供の声を聞く
第8章 睡眠-1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜-最も厳しい基準で決める

PART3 捨てる技術
第10章 目標-最終形を明確にする
第11章 拒否-断固として上手に断る
第12章 キャンセル-過去の損失を切り捨てる
第13章 編集-余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き-境界を決めると自由になれる

PART4 仕組み化の技術
第15章 バッファ-最悪の事態を想定する
第16章 削減-仕事を減らし、成果を増やす
第17章 前進-小さな一歩を積み重ねる
第18章 習慣-本質的な行動を無意識化する
第19章 集中-「今、何が重要か」を考える
第20章 未来-エッセンシャル思考を生きる
最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ

読んでみて

この本を通して書かれているのは、「いかに無駄を切り捨て、本当に大事なことに集中するか」ということ。

冒頭にこう書かれている

自分の生活を振り返ってみてほしい。よく考えずに仕事を引き受け、「何でこんなことやっているんだろう」と不満に思うことはないだろうか。相手の機嫌を損ねないためだけに依頼を引き受けていないだろうか。イエスと言うことに慣れすぎて、思考停止していないだろうか?  また、忙しすぎてすり減っていると感じることはないだろうか。働きすぎなのに成果が出なかったり、どうでもいい作業に追われて仕事ができないと感じたことはないだろうか。つねに走りつづけているのに、どこにもたどり着けないような気がしないだろうか?  ひとつでも思い当たることがあるなら、エッセンシャル思考を試してみたほうがいい。位置№165

自分の場合、思い当たることが多かった。ただ、最近はそうでもないかな。若いときに比べると、上手に選別・回避できてるということなんだろう。

チャンスを絞る

多数の良いチャンスは、少数のものすごく良いチャンスに遠く及ばない。そのことを理解し、数かぎりないチャンスのなかから「これだけは」というものを見つけなくてはならない。本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言うのだ。 位置№596

これは一理あるが、なかなか勇気がいることだと思う。重要なことが見えている場合は他のことに対してノーと言えばいい。

しかし、まず自分の頭に浮かんだのは次のような場面だった。

当面の仕事が見えてない時、生きるために不本意ながらもそれなりの仕事をする必要がある。その仕事をしている途中で、おもしろそうで未来へのチャンスを感じられる仕事が舞い込んできた。そんなとき、先に手をつけている仕事があるために身動きが取れない。むぐぐ。せっかくのチャンスをみすみす逃がしてしまう。

まぁ、そんなことは滅多になくて、何事もなくそれなりの仕事を終えてしまうことの方が多い。そもそも、『数かぎりないチャンスのなかから「これだけは」』と言ってる訳だし、ちょっとシーンが違うね。

思い切った基準と切り捨て

最重要基準をひとつ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する。ただし90点未満の点数は、すべて0点と同じ。不合格だ。こうすれば、60〜70点くらいの中途半端な選択肢に悩まされずにすむ。 位置№1276

これはなるほどって思った。確かに中途半端なものは切り捨てた方がすっきりする。

エッセンシャル思考の人は、勇敢に自分の過ちを認め、悪循環を脱け出すことができる。サンクコストにとらわれず、駄目な行動をすっぱりと切り捨てるのだ。 位置№1754

「せっかくここまでやったんだから~」「今までの投資が~」なんて考えてたらダメってこと。「これはダメだ」って思ったら、ぱっと切り捨てて新しい道を行く。

「最低3年間は同じ会社で~」なんていうのも、非エッセンシャル思考な行動ということだろう。

本当に大切なものは何か

エッセンシャル思考の生き方は、意味のある生き方だ。本当に大切なことを大切にする生き方だ。
 そのことを考えるとき、いつも思い出す話がある。3歳の娘を亡くした男性の話だ。彼は娘の短い人生を形に残すため、一本の動画をつくることにした。
 そこで撮りだめていたビデオに目を通していたのだが、あまりの物足りなさに驚いてしまった。
 普段から、旅行や外出の際には必ずカメラをまわしていた。だから数はたくさんあった。ところが、映っているのは景色や食べ物や建物ばかり。
 娘の顔のアップなど数えるほどしかない。旅行先の珍しいものを撮るのに夢中で、本当に大切なものをおろそかにしていたのだ 位置№2882

子どもと遊びに行ってもついついスマホを見てしまうことがある。写真を撮ってSNSにアップしたり、友人の投稿をチェックしたり。そんなことをするよりも、しっかり子どもと向き合って、思い切り一緒に遊ぶべきだ。もちろん、その時の生き生きした子どもの姿を写真や動画に収めればいい。

一緒に遊んだり、笑ったりできる時間は短いんだから。

エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることだ。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなる。自分の選択を心から誇りに思える。

~中略~

人生の分かれ道に直面したら、自分にこう問いかけてほしい。
 「本当に重要なのは何か?」
 それ以外のことは、全部捨てていい。 位置№2894

番外

将来やってみたい

週の初めに、子供たちに10枚のチケットを与える。チケットを1枚使うと、30分間はテレビやネットができる。しかし使わずにとっておくと、1枚につき50セントと交換できる。1週間テレビもネットも我慢すれば、週の終わりには5ドルが手に入るというわけだ。またボーナスポイントとして、30分間読書をすれば1枚おまけのチケットが手に入ることにした。通常のチケットと同じく、テレビやネットに使ってもいいし、お金と引き換えてもいい。位置№2430

子どもにいい影響を与えることができるか試してみたい。こんなことしなくても、自分から読書したり、自分の興味がある(有意義な)ことに熱中してくれればそれが一番いいんだけど。

おしまい。