なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

三歳の息子とピンクの茶碗

先日、息子の茶碗が割れた。 ご飯を食べているときについうっかり落としてしまった。

そこで、スーパーに息子と二人で買い物に行った際、新しい茶碗を買ってあげることにした。

スーパーにて

そのスーパーには「きみどりのカエルさん柄」か「ピンクのうさぎさん柄」の2種類しか子供用の茶碗が置かれてなかった。 息子の目線より高いところにあったので、「きみどりのカエルさん」を手に取り「この茶碗にする?」と聞いてみた。

息子はどうも気に入らなかったようで、他にどんなのがあるか見せて欲しいと言ってきた。 抱っこして見せてあげると、「これがいいー」と「ピンクのうさぎさん」を指さした。

「あ、そうなん。じゃぁ、それにしよう。」と、ピンクの茶碗を買って帰った。

ふりかえって

わかっていたことだが、息子はピンクが好きだ。きっと、青や赤よりも。

いつものことだが、こんな時、もっと男の子っぽい色を選んで欲しいなぁと思ってしまう。

そもそも、男の子っぽい色というのは何か?それは私の中で勝手に一般化されたことでしかない。ピンクが女の子っぽい。それも私の勝手な思考でしかない。

それを元に、息子に期待するのも間違ってるし、そう選択するよう誘導するのも間違っている。 そういった意味で、私の最初の行動は間違っている。

息子には「好きなものは好き、嫌なものは嫌、みんなと同じじゃなくても自分がいいと思えばそれでいい」と思える子に育ってほしいと思っているのに。

親としてやるべきことは息子の気持ちを尊重する。それだけだ。

おしまい。