なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

おっさんがリップスティックに乗って死ぬかと思った話

長男の5歳の誕生日。妻の妹からプレゼントをもらいました リップスティックっていうスケボーみたいなやつ。

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スケボーと違うのは、ローラーが前後2つしかついてないこと、ボードの前後がねじれる(?)こと。

以前、近所の河川敷にある遊歩道などで子供たちが乗ってるのを何度かめにしたことがありました。

不思議なのは足で蹴らなくても進む(っぽい)こと。傍目から見たイメージは「ふにふにふにふに」って感じ(分かり辛っ

ただ、ちょっと5歳の長男には早すぎる気が…

恐る恐る乗ってみた

せっかくなので乗ってみたくなるのが男の性。

おっさんも「どうやって乗るんや?」と思いながらも、左足をボードの前方に置き、思い切って右足で地面を蹴り、えいっと右足をボードの後方に。 の、乗れたっ!

なんと、一発で乗れてしまいました。まさに、クララが立った時くらいの感動。

でも、それを表情に出すのはおっさん的に許せないので平静を装います。

前に進んでみよう

1回目は単に勢いつけて乗っただけ。

「なんだ、簡単じゃん?」ということで欲が出てきました。「次はふにふにして進んでみよう!」と。 なかなか思い切ったことしたなぁと我ながら思いますが、そのときは簡単にできそうな気になってたんでしょうね。きっと。

そして2回目。

同じようにボードに乗って進んでる途中で、ふにふにしてみました。

すると・・・

自分の体より先にボードが前へ・・・

「あ、待って、置いて行かないで!」

そのまま、あえなく転倒。

この時、首からカメラぶら下げてたんですね。なぜか。もちろん、コケた瞬間「あ、カメラやばい」と思いました。この時は並々ならぬ反射神経(?)で、カメラを片手でしっかりとホールドし、ゴロンと背中から地面へ。

そして、後頭部を地面で打ったのでした(強打というほどではない*1)。

死んだらどうしよう

若い時なら、いってーで済ませたと思います。

しかし、今は歳をくったおっさんなわけで、おまけに今年は厄年らしい。

「もしかして、これがきっかけで脳卒中になって、帰らぬ人に・・・なんてことになるんじゃないか」と一人で不安になりました。

とりあえず、吐き気をもよおしたら病院に行こうと心に決めて、おとなしくしておくことにしました。

まぁ、結局何事もなく、その日の夜にはコケたこともすっかり忘れてましたけどね。

教訓

ヘルメットはちゃんとかぶろう

ロードバイクに乗るときはちゃんとかぶるようにしれますが、これは完全に油断してました。

子供が乗るときにはちゃんとヘルメットを被らせるようにしようと思います。

自分は・・・もう乗らないかな(汗

自分に自信を持ちすぎない

日頃ろくな運動もしてないのに、歳をとって運動能力が向上している訳がありません。当たり前ですね。

子供の頃はリップスティックなんてなかったし、光ゲンジみたくローラースケートも乗れなかったわけですが・・・

でも、この時、子供の頃食べることができなかった茄子がいつの間にか美味しく食べれる*2ようになったのと同じように、大人になってリップスティックに乗れると思ったのはなんでなんでしょうね。

歳をとるにつれ、「俺はまだまだいけるはずや」という老いに対する抵抗が強くなるんでしょうか。

身の程を知って、つつましく生きようと思った一日でした。

おしまい。

*1:きっと、中学柔道部だった経験が生きたのではないかと

*2:トマトはまだ難しいっぽい