なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

Gitでの日本語入力対応(msysgit編)

Gitでの日本語表示対応(msysgit編)で日本語ログが表示できるようになったのはいいですが、肝心の入力環境が整っていませんでした。
次はGitでの日本語入力環境をというわけでまとめます。

inputrcの変更

C:\Program Files\Git\etc\inputrcを開き、15行目付近を以下の様に書き換えます。

set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on
set kanji-code utf-8

profileの変更

C:\Program Files\Git\etc\profileを開き、以下のようにコミットログを編集するエディタを指定します。

ログを保存する際、文字コードutf-8にするのがポイントです。

秀丸の場合
export GIT_EDITOR="'C:\Program Files\Hidemaru\hidemaru.exe'"

保存するときにutf-8に指定するのを忘れずに。
面倒な場合は、「上級者向け設定」で「標準のエンコード方式」をutf-8にしてしまいましょう。

Vimの場合
export GIT_EDITOR="'C:\Program Files\Vim\Vim.exe' -c 'set fenc=utf-8'"

起動時に文字コードutf-8に指定しているので、特に意識する必要はありません。

確認

これでコミットしてみると、以下のように派手に文字化けしてしまいます。
ログはutf-8ですが、コマンドプロンプトSJISなので化けてしまっていると思われますが、気にしない気にしない。

$ git commit -a
[master 0dd9735] 譌・譛ャ隱槭〒繝ュ繧ー縺梧嶌縺代k繧医≧縺ォ縺ェ縺」縺・Vim)
1 files changed, 20 insertions(+), 8 deletions(-)


で、git logしてみると、

$ git log -1
commit 0dd97358cefbd138e21dcfa71504de3d552ee145
Author: nakaji
Date: Tue Nov 24 22:00:16 2009 +0900

日本語でログが書けるようになった(Vim)

というわけで、日本語でログが残せるようになりました。

TortoiseGit使えばいいじゃん。なんて言わないでね。