先日、試してみたStyleCopの日本語化(失敗) - タイトルは未定ですが、現象を報告したところhozawaさんより下記コメントを頂きました。
対策として2つ考えられます:
1.インストール問題の対策版(stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2)をアップロードしました。
マイクロソフトのアセンブリのアイデンティティ問題のようです。オープンソースとは言え、実際にはマイクロソフトではなければ一般配布できるmsiが作成できないようです。お手数を掛けますが、ソースファイルを解凍して、管理者権限でProjectフォルダ下の環境設定コマンド(Environment.cmd)を実行してください。
2.セキュリティリスクがありますが、sn.exe -Vr VSPackage.dllでサインチェックを外すこともできます。
対策が2つあるということですが、安全そうな1で再チャレンジしました。
StyleCopのインストールは「StyleCopを使ってみる - タイトルは未定」と同じなので省略。
日本語化モジュールのダウンロード
「ダウンロード - OSS_Ja_JP - SourceForge.JP」から、最新版をダウンロードします。*1
解凍
適当な場所に解凍します。
マイクロソフトのパーシャルサインを設定
管理者として実行したコマンドラインを起動して、カレントディレクトリを「〜\stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2\Project」に移した後、「Environment.cmd」を実行します。
D:\stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2\Project>Environment.cmd D:\stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2\Project>echo off NOTE: This script must be run within an Administrator CMD window. . Setting environment for using Microsoft Visual Studio 2010 x86 tools. Ensuring powershell scripts can be executed 詳細: 対象 "RemoteSigned" に対して操作 "Set-ExecutionPolicy" を実行しています。 D:\stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2\Project>
日本語モジュールの置き換え
stylecop_f1a1f7cd9f80-ja-1.2\Build 配下にあるファイルをStyleCopのインストールされているディレクトリに上書きします。
デフォルトならVisual Studioのプラグインとして動くものは「C:\Program Files (x86)\Microsoft StyleCop 4.4.0.9」に
MS Build用は「C:\Program Files (x86)\MSBuild\Microsoft\StyleCop\v4.4」にインストールされています。
というわけで
実際に使う時は漫坊亭@ウィキ - トップページ/CSHARP/StyleCopとかも見ると少しは幸せになれるかもしれませんね。
StyleCopで指摘はされるけど、「じゃぁ、どう直すのがいいの?」って事はどこにも載ってないような気がします(情報があったら誰か教えて)。
FxCopなら、MSDNにサンプルソースと一緒に解説が載ってるんですけどねぇ。*2
対応して頂いた日本語版 海外オープンソースソフトウエア・プロジェクトのHOzawaさんに感謝。ありがとうございました。