先日、「小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則」と一緒に買った。

- 作者: ジェイソンフリード,デイヴィッドハイネマイヤーハンソン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: Kindle版
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「オフィスを捨てる」とは?
最近、「リモートワーク」という言葉をよく耳にする様になった。
例えば、こんな暮らしができる働き方だ。
朝起きて、家族と一緒にゆっくりと朝食を食べる。ランチの後に30分ほど時間をとって、庭で子どもと遊んでやる。子どもが病気になっても、仕事を休むことなくずっとそばにいてやれる。
P.249
在宅勤務やノマドワークといった、インターネット環境とIT機器を使って仕事をする働き方で、サイボウズなども取り入れている。
タイトルには「オフィスを捨てる」と書いてあるが、不要だと言っているのではない。なくても仕事の成果は出せるし、そっちの方が効率的なことも多いといっている。
この本ではリモートワークに対する誤解と導入のためのポイント、落とし穴などが37シグナルズの実践を基に書かれている。
仕事の本質
リモートワークでは働いている様子*1が見えない分、何をしたかという「成果」がより鮮明になる。
しっかりとした仕事観やセルフマネジメントができない人にこの働き方は無理だろう。
だからこそ、どういう人を採用するかが重要となる。そのための手法として、しばらく一緒に仕事をしてみるとか、同僚と一緒にランチをして人柄を見るといったことが書かれている。
個人的な感想
個人的に身近な言葉「リモートワーク」ではあるが、身の回りの環境として見ると遠い世界に感じた。
技術の進歩で外から会社のメールを見たり、一部作業ができたりするようにはなったが、それは業務時間外の話。業務時間内は基本的に会社か客先等の決まった場所に居る。
それでも、家で子どものことを見ていたいので「定時そこそこで帰って、残りは家で~」という働き方ができるのはまだ幸せな方だと思う。
そんな事を書いてると、こんなブログ記事に出会った。いろんな意味で素晴らしい。
働き方について、改めて考えさせられた。
*1:ちゃんと席に座っているか、業務に関係ないWebサイト見てないか等