アウトラインプロセッサって皆さんご存じでしょうか。
細かい説明はWiKiペディアさんに任せるとして、ひと言でいうと「文章構成を考えるためのツール」です。
以前、Kindleで下の本を買って読んだのですが、正直アウトラインプロセッサってまともに使ったことがありませんでした。
アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術
- 作者: Tak.
- 発売日: 2015/05/07
- メディア: Kindle版
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私はWorkFlowyというWebサービスを使っています。AndroidアプリやiOSアプリもありますので、ちょっとした考え事をメモするのにも便利です。
画面はこんな感じです。
私の使い方
ます、思ったことをざーっと書き出します。
その後、ブログの記事を意識して内容をグルーピングしたり、前に書いてたものを引っ張ってきたりして構成をまとめます。その後、接続詞などを使って文章の繋がりを整理するところまでWorkFlowyでおこないます。
最後に、コピーしてはてなブログの編集画面に張り付け、見出しやリンクを張って完成といった感じ。
いいところ
1文単位やグループ単位でドラッグ&ドロップして場所を移動できる
「文章の前後関係変えたいな」とか、「これはこの位置にあった方がいいな」といった場合、左の●をつまんでドラッグ&ドロップで位置の変更が簡単にできます。
また、書いてて、「あ、これは切り出して別の記事にしよう」という場合にも気軽にぽいっと外に出すことができるのでお手軽です。
全体を見渡せる
WorkFlowyではHOMEという最上位の階層があり、その下に何もかも書き込むような感じになります。
ですので、自然と今注目している以外のことも目に入ってきます。それが気づきになったり、関連性を見いだせたりするのでおもしろいです。
また、階層になってる部分は折りたたむこともできますので、枝葉の部分を隠して大きな枝のみ見ることもできます。 箇条書きのテキストでも同じようなことはできるけど、ここが大きな違いですね。
ブログのネタというだけじゃなく、日頃思ったこと・考えたことをメモっておくと、あとから何か役に立ちそうな気がします。Evernoteだと埋もれてしまってなかなか見返すことがありませんから(それは自分の使い方がイマイチなだけかもしれませんが…)
もやっとしていること
ですます調で書くのがいいのかどうか
最終的にブログの記事にすることを意識するならですます調だけど、思考という意味ではである調の方が後で見たときに見やすいと思います。
かといって、である調で整理して、最終的にブログの編集画面に貼り付けた後にですます調に変更するのも二度手間っぽくて何だかなぁと思ってみたり。
接続詞を入れるのってどうなん
一文単位に書き出すのであれば、「しかし」で始まったりするのは前の文を意識しているということになるので、おかしい気がします。
最終的に残す形式
私の使い方だと、断片的な思考から、グループ化されて整理され、最終的にブログの記事になってworkflowyに残ることになります。
「ブログ記事の状態で残る=ブログと同じ」ということに何か違和感を感じます。
「思考がある程度整理された状態」として残すのがいいかなぁと思ったりするので、である調で書いて接続詞無しで残しておくのがいいのかなぁ。
さいごに
文章を書き慣れている人はある程度頭の中でぱぱっと構成を決めて、直接えいって欠けるんだと思います。私は文章を書くことに慣れていないのでこういったツールがあると助かります。実際、いろいろ書いて残してちょっとずつ成長させて記事にしているような状況ですから。
まぁ、興味がある人は使ってみるといいんじゃないかと思います。
WorkFlowyはフリープランだと月250アイテムまでしか作成できないようです。下のリンクからアカウント登録してもらうと、プラス250アイテムされるはずなのでよかったら使って下さい。もちろん、私にもプラス250アイテムされますw
おーしーまい。