1日30分練習でマラソンサブ3.5を達成する方法: 忙しいサラリーマンでもできる!
- 作者: かん吉
- 発売日: 2015/07/30
- メディア: Kindle版
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Amazonプライムにて無料で読めたので読んでみた。なんだかんだ言って、かん吉さんの書いた電子書籍は全部読んでることになる。
今年に入って、朝ジョギングする*3ようになってることもあってちょっと興味があったんだよね。
ただ、フルマラソンを目標にしているかといわれると、今のところはないんだけどね。走れる気がしないから。まずは10kmくらいの大会からでれたらいいかなぁと思ってる。
目次
はじめに - マラソンは長時間練習する必要はない
1.超効率的練習法&レース戦略
2.サブ3.5への1年間の軌跡
3.走ることから人は学べる - マラソンコラム
おわりに - 速いランナーから「強い」ランナーへ
読んでみて
「ほうほう、そうなんだ」ってことが以外と多かったかも。
ただ、レベルが全然違うので初心者(しかも遅い)の自分が鵜呑みにしてしまうのはマズいのかもしれない。
最初の1kmは大渋滞。まあ先は長いからとタラタラ走って5分17秒/km
位置No.523
ただ、かん吉さんがどう考えてトレーニングしているか、レースに向かい合っているかがわかって面白い。 2章の各レースに関する記事などはレースの経験と教訓などを知ることができる。どんな戦略で走ったのか、その結果はとか。
構成は前二作と同じで、ブログの記事を抜き出し、編集後記という形で補足や考えを書かれている。
練習
トレーニングについては、スピード練をしっかりやろうということで、「インターバル」「ビルドアップ」「坂道」という方法が提示されている。「ビルドアップ」っていうのは徐々にペースを上げていく走り方ね。
スピード練が大切な理由は、次のように書かれている。
フルマラソンのタイムを向上するには、スピード能力の向上が不可欠なのです。スピードを徹底的に鍛えて、レースでは7割くらいのスピードで余力を持って走れるようになれば、失速せずに最後まで走り抜けられます。
位置No.167
うん、確かにそうだと思う。余裕のある走り方をすれば完走できそう。でも、持久力的なものは大丈夫なのかなぁ。10km以上走ったことないので、どんな感じで疲れていくのか、ペースが落ちるのかがわからないけど。
予想タイム
フルマラソンのタイムは、5kmのタイム×10倍と言われています。
位置No.180
ほほー、そうなのか。自分の場合、Stravaによると「5km の推定ベストタイム (30:30)」らしいので・・・おろ、6時間オーバーやん(
シューズとフォーム
初心者はかかとのクッション製が高いものを~というのが自分の中で常識だったんだけど、そうでもないっぽい。 ただ、
初心者でも足裏全体もしくは足の前の方で着地する「フォアフット」で走れる人は、重くて高クッションのシューズをあえて選ぶ必要はありません。
位置No.951
という前提はあるので、やっぱり初心者はクッション製が高いもが無難だと思う。
自分の場合、あまりかかとで着地しているつもりはない。というか、意識してない。「フォアフット」の方がスピードを殺さないようなので、今度走るときから意識してみようと思う。
軽量化
私は、炭水化物の摂取量を減らして、2か月で5kg体重を落としました。
位置No.283
炭水化物の摂取量を減らしてる(または摂らないようにしてる)人って、結構いるんだなぁ。自分の身近にも何人かいる。もちろん、普通に食べてる人の方が圧倒的に多いけど。
自分は走るようになってからも全く体重落ちてない。2ヶ月くらいすると徐々に落ちてくるという話を聞いたことがあったと思うけど、どうやら自分には当てはまらないらしい。
前に本読んで*4、自分も炭水化物を少し控えるようにしようと思ったものの、なかなかできてない。改めて気をつけてみよう。
影響されてスピード練
本を読んだ後、2日ほどスピード練(インターバル)をやってみた。
当たり前だけど、かなり苦しい。でも、これだけ苦しい思いしたんなら少しでもレベルアップできるんじゃないかって気になる。そう、ドラゴンボールみたいに。
まとめ
サブ3.5を達成するような人なので、ちょっとレベルがちがうけど、マラソンの楽しさは伝わってくる。
専門家が書いたものではなく、あくまで「一人の市民ランナーが~」というところが面白いんじゃないかな。「(専門家の立場から、)○○しましょう。○○するべきです」というのではなく、「(自分はこう考えて)○○しました。その結果、○○だった。次は○○しよう。(最初に戻る)」という感じ。
エントリーする大会に向けて、定期的に読み返してモチベーションを上げるのにも使えるかも。
おしまい。