プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術 impress QuickBooks
- 作者: 中島泰成
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
何がきっかけで買ったのか忘れちゃってた。 メールを検索すると、どうやら日替わりセールで安くなったときに買ったっぽい。
目次
第1章 伝える文章より、伝わる文章の書き方
第2章 狙った相手を思い通りに動かす文章の書き方
第3章 ありがとう、ごめんなさいが素直に伝わる文章の書き方
おわりに
読んでみて
自分のためではなく、読む人のために書く。書くことの本質に触れたとき、あなたの文章は大きく変わっていきます。
位置No.452
代筆屋である筆者が自身の経験などを踏まえて、「人に伝わる文章を書く」ためのポイントを説明してるって感じかな。
今まで読んだ他の本と違うなぁと思ったのは、心構えというか、どういう想いでという点にフォーカスされた話が多いってこと。 他人に変わって文章を、想いを伝えるという代筆屋ならではといったところだろうか。
一方、キャッチコピーについても多く書かれており、途中から文章の本というより、広告作りに関する本なのかと思ってしまうこともあった。キャッチコピーはひと言、一文で人の心を動かす必要があるので、確かにそのの意図や背景を分析するのは有効だろうな。
共感をうむプロフィールの書き方についても書かれていて、幼少の頃の記憶や人間くささを感じてもらう為に失敗談を書くのがいいとか。 確かに失敗談の方が親しみやすいよね。あまりひどいのはドン引きされて逆効果かもしれないから、どの程度の失敗談を晒すかっていうさじ加減はいるだろうけど。
その他にも営業の手紙や謝罪文の書き方などについても書かれてて、実用的だと思う。
演出と事実
演出とは嘘であってはいけません。都合の良いことばかり書くと、実際に会ったときの反動で、「なんだこの人は?」と逆に信用を失ってしまいます。
位置No.1007
嘘は書いてないと思う。そして、無理して前向きだったり、明るいことも書いてないかな。まぁ、どちらかというと淡々と更新してる感じ?
自分が書くべきこと
時事ネタはお勧めできません。どこにでも誰でも書いている情報は、あなたが書く必要はないからです。ユーザーが知りたいのは、あなたにしか書けない情報です。
位置No.1019
これってこの前、イケダハヤト氏も書いてましたね。確かに、iPhoneのこと書いても仕方ないです。
そのことを痛感したのは先週末に酢酸先生が投稿したこの記事でしょうか。
まさに体験した酢酸先生にしか書けないことだと思います。こういうのが面白い。
さいごに
途中、筆者の書いた文章がところどころ紹介されていますが、確かに伝わりやすい。どの文章もシンプルでいい。子どもに向けて書いた文章なんかはぐっと来ました。
根底にあるのは、自分をさらけ出して、ストレートに表現する。着飾っても相手の心には響かない。ということかな。
そして、自分は淡々と更新を続けます。
こんなブログですが読んでくれてありがとうございます。
おしまい。