なか日記

一度きりの人生、楽しく生きよう。

愛媛(松山)にいてよかったこと

だるやなぎさんが見ず知らずのおばちゃんに助けてもらったそうで、

いいねぇと呟いたら、依頼を受けたので私が良いなぁと思うことを書きます。

仕事面(IT関連)

正直、いけいけどんどんな感じではないです。地元に仕事が溢れているかという問に対してはNOかな。これはどこの地方でも同じでしょう。時代の変化に合わせて、仕事の仕方を変えていく必要がある時期なのだと思います。

お客さんと直接やりとりできる

地元には中小企業が多いので、1次請け・2次請け…といった多段請け負いしてると価格が高くなりすぎて見向きされません。お客さんと直接話をして、自分たちでものを作って価値を提供する事になります。現場が見えると、お客さんが何に困っているのか、その為に自分たちがどう行動すべきなのかがわかるので楽しいですね。

それと、直接やりとりすると自分たちでコントロールできることが多くなります。ですので、Excelに貼り付けた画面のスクリーンショットといった価値のないものを作る必要もありません*1

新しいビジネスモデルを試せる(はず)

相手が中小企業なのでそんなに費用も出せません。その中で「これはいい」とお客さんに思ってもらえるビジネスモデルであれば導入してもらいやすいと考えます。

納品のない受託開発のように毎月定額制で技術顧問と一緒にシステムを育てていきましょうというのもありなんじゃないかなぁと。ただ、定額費用をずっと出し続けてもらうだけの余裕があるかという問題はあります。

IT技術者としての面

IT技術者としてどう仕事していくか(生きていくか)を考えるのには良い環境です。

Agile459の存在

主に愛媛で活動しているAgile459というコミュニティがあります。

アジャイルな開発について勉強しようぜー」というのではなく、アジャイルな開発/ビジネスを軸に「エンジニアとして幸せに生きる」事や「地域をどうよくしていくか」を考えるコミュニティです。

地元企業をはじめ、フリーランス、最近よく耳にするリモートなど、いろんな働き方をしている人が集まっているので、多方面のいい話が聞けます。

そういえば、ちょうど良いタイミングで、以下のイベントが8月30日に開催されますね。

いつもほぼ同じメンバー

どの勉強会に行っても大体同じ人がいます。もちろん、新しく参加される方もいますけど。

勉強会自体、10人から多くて30人規模になる事が多いです。小規模であるぶん、参加者同士で話がしやすく、その気になれば、1回の勉強会で全員と話をすることも可能です。結果、何回か勉強会に参加すると、そのうち6~7割の人が知り合いという状況にすぐなります。

初めて勉強会に参加する時、「自分以外は皆知り合いで、内輪ネタで盛り上がって疎外感を感じそう」なんて心配する人もいるんじゃないかと思いますが、思い切って1回参加すればすぐ溶け込めます。そして、他の勉強会に行ってもその時に知り合った人は何人か必ずいますw

生活面

それなりに店はある

関東や関西のように有名なショップがあるのかといわれればないと思います。でも、個人的には必要十分なものが揃ってます。

それに、大抵のものは通販で買えちゃいますからね*2

災害が少ない

松山ですが、台風の影響で大雨とか殆どありません。南からの湿った風は四国山脈ががっちりブロックしてくれてます*3

20年近く前に一度渇水で断水があったらしいですが、ここ数年は節水しましょうっていう話も聞かなくなりました。

魚が美味い

美味しい魚が安く食べられます。

お店に行くのも良いですが、自分たちで新鮮な魚を料理して食べるともっと旨いです。「魚のさばき方とかわからんし…」という人には、ゆるふわ.rbというコミュニティがあるので、顔を出してみるといいでしょう。

「買った魚はちょっと…」という人は自分で釣ることもできます。海がすぐそこにあるので、ちょっと出かけて竿を出せます。私も以前はアオリイカやヤズ*4、サワラ、スズキなんかを釣って食べてました。

その他

だるやなぎが生息している

松山に来ると生のだるやなぎに会うことができます。

毎月1回はだるやなぎを囲んでご飯を食べることになってます*5ので、興味がある人は声かけて下さい。

最後に

まぁ、要するに「住めば都」って事ですよ。また何かこれは!と思うことがあったら書きます。

*1:そんなの作ってたら値段が上がって受注できない

*2:地元にお金が落ちないのでこれはこれで問題

*3:そのせいで高知では大雨になるんですが…

*4:ハマチの小さいの(ブリ - Wikipedia

*5:といいつつ、7月はできなかったけど