株式会社ソニックガーデンの倉貫さんが松山に来られるということで参加してきました。
「納品のない受託開発」から受託開発のビジネスモデルを考える
開催日時 2013 11/08(金)14:00~16:00
経営者向けの話ということで、参加者の年齢はいつもより高め*1でした。
メモ
- 「ソフトウェア」を売るではなく、「ソフトウェアが使えること」を売る
- ものを作って売るのではなく、サービスを提供する
- 小さなチームで大きな仕事をするには
- アジャイルとは
- やらなくて良いものを見つける(全部作らない)
- 納品しないことと派遣しないことの両立
- 定額モデル
- 見積もりしない
- 月額定額の中でできる範囲の開発と運用をおコアな宇
- 顧問ビジネス
- ユーザにつき一人顧問エンジニアを付ける
- クラウドを活用し、派遣しない
- 作らない提案
- 作ってもお金にならない(定額だから)
- お客さんにとってメリットのあるものでないと意味がない
- 生産性を上げる為に開発者を縛らない
- 制約を付けた分、生産性は落ちてしまう
- やらないこと
- 採用には半年かける
- 技術者を見るポイント
- Tecnique
- Interigence
- Presonality
- Speed
- 技術者を見るポイント
- お客さんとの作業内容を共有
所感
ビジネスとして今までの考え方と全然違うので話を聞いててとてもワクワクしました。
経営の事はあまり良くわかってないですが、毎月ある程度まとまった額での収益が見込めるのはやっぱり良いなぁと。「何かあったときの保守料」として毎月いくらか貰う事もあるけど、それだと大した額にならないのでなかなかまとまった額にするのは難しいと感じてます。数を増やせばその分、お客さんが増える。つまり、把握すべき事も増えてしまうので首が回らなってしまう。
あと、「属人性は知的労働なんだからあって当たり前。マニュアル化できるのであれば、それこそコンピュータにやらせておけばいい。」という考え方には共感。属人性を無くすために、誰でもできるレベルにまで落として画一化する現場って多いような気がします。その方が人月での計算はし易いのでしょうけど…
お客さんから見てどんな良いことがあるかは倉貫さんのブログを見るとわかりやすいと思います。
納品のない受託開発が解では無いのかもしれませんが、この考え方を少しでも今の業務に取り入れて、お客さんも我々もより幸せな働き方ができればなあと感じました。
*1:もちろん、自分はただのサラリーマンですが