三歳の長男が幼稚園に入園しました。いわゆる年少さんってやつですね。
去年までは保育園に行っていたのですが、次男が産まれる関係で家庭環境が変わり、それに合わせて保育園を退園しました。 そして、ちょうどいい機会だということで、前々から気になっていた幼稚園に通わせることにしました。
この幼稚園、友人が行ってるのをきっかけで知りました。 その後、園長の書いた文章や直接話を聞く機会があり、妻と一緒にこの幼稚園に通わせたいね。と話していたのでした。
園長の言葉
入園式で園長が子ども達こんなことを話されました。
寂しくなることもあるじゃろう。そんな時はな、泣いたらええんよ。泣いたら自分が寂しいことがわかるけん。泣いたら誰かがきて優しくしてくれるけんな。
ゆっくり、ゆっくり、慣れていったらええけん。
穏やかな、しっかりと語りかける口調と子どもに対する思いやりというか愛情を感じ、聞いてる私の方がじーんときてしまいました。 やっぱりこの幼稚園を選んで良かったと改めてそう思いました。
根っこを育てる大事な時期
この時期って、「自分は自分でいいんだ」と思ったり、自分のことを大切にする自己肯定感を育てる大事な時期だと思ってます。
これは人間の根っこともいうべき大事な部分。 根さえしっかり張っていれば、多少のことでぐらついたりすることはないですし、枝葉が大きくなってもしっかり身体を支えていけますよね。
どうしても、「○○ができるようになる」というようなスキル、枝葉の部分に目が行ってしまいがちになります。 ですが、枝葉の部分は後からでも何とかなる。 そんなことよりもこれからの人生で一番大事な根っこをしっかり育ててほしい。
そして、子どもに負けないように私たち親も成長しないとな。
そんなことを改めて思う春の日でした。
おしまい。