昨年の11月、通勤用にかわるビジネスリュックを買いました。
使い始めて約3ヶ月経ったので感想など書いてみたいと思います。
目次
かわるビジネスリュックとは
ひらくPCバッグ等で有名なSUPER CLASSICさんが販売しているビジネス用のリュックになります。
特徴的なのが、以下の2点になります。
- 収納部が上下に別れている
- 収納部へのアクセスが上部は横から、下部は背中側から行う
SUPER CLASSICさんの 商品ページ にある画像を見ると良くわかります。下のような感じですね。
で、なにが「かわる」のかというと、
- 一応2WAY形式で横持ちができるカバンに「かわる」
- 今までのリュックの常識が「かわる」
ということかなと勝手に思ってます。
私の通勤スタイル
参考までに、私の通勤スタイルですが、いわゆるママチャリで自転車通勤をしています。
これまではカバンを斜めがけして自転車に乗っていました。
入れてる荷物
「大は小を兼ねる」と自分に言い聞かせて買ったくらいなので、それほど大した荷物は入れていません。
コアポケットには
- 財布
- ペンケース
メイン収納部には
- モバイルバッテリーや各種ケーブルを入れた大きめのポーチ
- 弁当箱
- 技術書1冊
- B5サイズのノート
- A4サイズのバインダー
外ポケットには
- Kindle Paperwhite
PCポケットには
- MacBook Pro Late 2016(購入当初は Let’s note CF-S9 だった)
といった感じです。
メイン収納部の容量的にはまだまだ余裕がある感じです。
購入前に気になってたところ
購入する前に気になっていたことと、実際に使ってみてどうだったかという点を挙げておくと
コアポケットへのアクセス
よく出し入れする財布などはコアポケットに入れましょうということなのですが、果たして取り出しやすいのか?というのが気になってました。
公式サイトに写真がありますが、ぱっと見は「おお、降ろさなくても取り出せるのか!」と思いますが、よくよく見ると結構窮屈な姿勢ですよね。
実際はと言うと、私の場合はそれほど問題になっていません。
私が使ってるのが長財布だからというのもありますが、左肩だけ外した状態で、左手で右肩越しにコアポケットのファスナーを開けて財布を取り出すことができます。 多少、姿勢は窮屈ですけどね。
それでも、ふつうのリュックに比べるといちいち降ろす必要がないのでかなり楽です。
後にも書いていますが、知らず知らずのうちに結構な重量になるので片手で抱えて〜というのは、このリュックの構造上ちょっとしんどいと思います。
メイン収納部へのアクセス
頻繁に出し入れしない物は下側のメイン収納部に入れることになりますが、背中側にファスナーがあり、おまけに従来のリュックのように上からアクセスできません。
リュックを立てたまま中の物を取り出すとき、上の写真のようにがばっと開けるのはちょっとイマイチ。中身が崩れたり、他人に丸見えじゃないか。と思ってました。
実際の所はというと、サイド部分のファスナーだけ開けて、そこから手を入れて中の物を取り出すことができます。外からはっきり見えない中を手探りで探すことになるので、小物が多いと中がぐちゃぐちゃになってしまいそうですが、小物はポーチに入れるなどしてある程度まとめておけば問題ないと思います。
横持ちできるといっても
一応、横持ちができるようになっていますが、実用性はどうなんだろうなぁと思ってました。
ファスナーが上に来る(当たり前か)ので、コアポケット、メイン収納部等へのアクセスはし易いです。ここに関しては問題なし。
見た目ですが、ショルダーストラップを収納できないのがちょっと気になります。 一応、チェストベルトでまとめる事ができるようになっていますが、その目的は「横持ちの時に邪魔にならないようにするため」という意味合いが強いです。
器用さの問題なのでしょうが、私は上の写真のように綺麗にまとめる事ができません(汗
事前にどういう風にまとめたらいいか、やり方を試行錯誤しておけばいいのかも。自分は面倒なのでやってないのですが…(原因はそれ
生地が結構柔らかい(おかげで本体は軽いのですが)ので、内容物にそれなりの重量があると横持ちしててちょっと頼りない感じがします。何がどうなるわけではありませんが。
横持ちは常用する物ではなくて、「リュックで行くのがふさわしくない場所で一時的に使用するためもの」と割り切るのがいいと思います。
私が気に入ってるところ
私が気に入ったところはというと、
荷物の重さが気にならない
一番驚いたのがこれ。
斜めがけスタイルでは1.3kgのLet’s Noteだけでも結構な重量を感じてて、辛いというか、体への負担を感じてました(どんだけジジイやというツッコミはなしで)。
かわるビジネスリュックに荷物を移し替え、持ち上げるとやっぱりそれなりに重量は感じます。まぁ、中身の重量は変わってないので当たり前ですね。
ところが、背負ってみると全然重くない。これはこの製品がというよりはリュックなら両肩に不可が分散されるからそう感じるだけな気がしますが、これはいい。
荷物が重くなるので持ち運びを躊躇していた紙の技術書も余裕です。おかげで、本を買う際にKindle版にする理由が一つ減りました(保管にかさばるとか別の課題はあります)
背負い心地がいい
このリュックの特徴として、PCを収納するスペースがが背中側ではなくて、外側にあります。 その為、背負ったときにPCが背中に当たりません。
ふつうに歩く分にはちがいはわからないかもしれませんが、自転車のように背中を少し丸める場合にはリュックのカーブが背中に柔らかくフィットして快適です。
冬は暖かいです。夏はどうなるのかわかりませんけど、きっとそれなりに快適なんじゃないかと期待はしてます。
容量の大きさ
よくある大きさのカレンダーなんかもそのままメイン収納部に入ります。年末にカレンダーをもらったのですが、試しに入れてみたらサクッと入ってビックリしました。もちろん、いつも入れてる荷物があるにもかかわらず。
コアポケットは使用する/しないの二択ではなく、「コアポケットをちょっとだけ使用して、残りはメインの収納部側で使う」と行った事もできます。
カレンダーの時にはそんな感じでした。
6年前のLet’s noteもらくらく入る
Let’s note CF-S9ってやつですが、下記にかかれているとおり厚さが最大4cmちょいもあります。
幅282.8mm×奥行209.6mm×高さ23.4mm/38.7mm(前部/後部)
※突起部除く。最厚部は41.4m
パソコン本体:約1.32kg(付属のバッテリーパック(約0.41kg)装着時)
ノートパソコン CF-S9JYEPDR 詳細(スペック) | パソコン | Panasonic
厚みがある分、メイン収納を若干圧迫している感じはありますが、これも無理なく収納することができます。
でも、やっぱり薄いノートPCをシュッと入れて、さっと取り出したくなります。その結果、今は手元にMacBook Proが…
ちょっと残念なところ
A4の書類をそのまま入れるスペースが少ない(貧弱)
背中側のふた(クッションパッド)の裏側にA4サイズの用紙が入るスペースがありますが、お世辞にも収容力があるわけではありません。
書類は別途ケースに入れてメインの収納に入れるのがベストだと思います。
まぁ、書類なんてそうそう持ち歩かないのでそれよりは別のものを入れる方に振ってるのは個人的に嬉しいですね(あれ、残念じゃないじゃないか)
まとめ
まず、私のように自転車通勤だったり、徒歩通勤の場合は荷物の重さを感じにくいリュックタイプはお薦めです。両手が空きますし、加重が偏らないので身体にもいいはず。
この製品だからいいというポイントはやっぱり内容量の多さとそのアクセスのしやすさでしょう。荷物が多い場合には、メインの収納部をがばっと広げて、荷物を詰めることができます。スーツケース的なアクセスはちょっとした出し入れには面倒ですが、収納という点では大きなメリットですね。
価格は約2万円とちょっと高いですが、得られるメリットは大きいと思います。
松山市内で興味のある人は、平日に飲みに誘って下さい。仕事帰りにこのリュック背負って行きます。あ、休日でもいいですよ。
おしまい。