家庭内での調整がうまくいったので参加してきた。
コミュニティへの参加は3月末のプロ生以来だったし、[twitter:@ebacky]さんが来られるということで楽しみな反面、「四国の未来を考える」というテーマにちょっとビビリながらの参加だった。
Agile459 #18 @ebackyさんと一緒に四国の未来を考える会
日時:2013年10月19日(土) 15:00〜17:00
場所:愛媛県松山市三番町4丁目9-8 松本ビル3階
アイスブレイク
自己紹介は名前と12日~14日の3連休にしていたことを絵に描いて話した。
本編は「エンジニアとして四国に住んでて良かったこと・いまいちなこと」を3テーブルに別れて、ワールドカフェ形式で話し合おうという内容
良かったこと
自分のテーブルではこんな話が出た。
- お客さんとの距離が近い
- 頭から終わりまで関わることができる
- 自分たちで使う技術を決めることができる
これは地元のお客さんと直接契約する事が多い(下請けじゃない)という理由。
- ほどよいフィルタリング
新しい技術について、首都圏等である程度もまれてから本当に使える情報だけが流れてくる感じ。
- コミュニティでいろんな分野の人に会うことができる
首都圏のような特定のテーマに尖ったコミュニティはない(それだと人が集まらない)ので、自然といろんな事をしている人が集まってくるという理由。
- 通勤ラッシュがなく、ストレスが低い
満員電車なんて存在しないし、公共交通機関が発達してないので必然的に自家用車や自転車等での通勤が多くなるから。(街の所々で渋滞はあるけど、1km未満だったりするので、ストレスというほどではない)
- 自然災害が少ない
四国山脈のおかげで、台風とか来てもそれほど大事にはならない。
- 女性にやさしい(子育てとの両立)
自社はもとより、お客さんも育児について理解してくれる。
いまいちなところ
ここで席替えがあったけど、自分はテーブルマスターとして同じ席に残った。[twitter:@ebacky]さんが来てくれた。
そこで出た話はこんな感じ。
- お客さんから気軽に連絡がある
お客さんとの距離が近い分、契約している仕事以外の事でも気軽に連絡があったり、相談されてしまう。
- 小さい仕事が多い(大きい仕事が少ない)
- いかに儲けるか(利益を出すか)
小さな仕事の積み重ねが多いので、まとまった利益を確保しづらい。
- 地元の仕事がダメなら大阪、東京へ
都会に行けば手っ取り早く仕事を確保できるという思考。地元で働きたくて就職した人もいるはず。果たして幸せなのか?
- エンジニアの単価が安い
都会の会社と勝負するとき、地方の会社なので単金安くできますという思考。ニアショアとか。
- 通勤が車や自転車等の為、読書ができない
電車なら本が読めたり、通勤時間を有効に使える。
- 仕事の終わりに区切りがない(メリハリがない)
電車通勤でないので、いつまでも仕事ができてしまう。
はっとしたこと
[twitter:@ebacky]さんに単金について話をしているときに言われた「都会の会社に比べて、エンジニアリングのレベルは低いと思う?」というひと言。
確かに、本来ならお客さんに提供する価値で勝負するべきなのに、「地方=単金安い」という事で勝負しようとするのは違うよね。
とはいっても、地方の会社が都会の仕事を請けるとっかかりとしては金額で勝負するのが一番手っ取り早い。でも、一度決めた単金はなかなかあげるのが難しいので、それ以降も安い金額で請けるしか無くなっちゃうのでしんどいよね。
共有
今度は別のテーブルに移って、そこでの話を共有してもらった。
そこでは「広い範囲の仕事ができる」という事が良いこととしてあがっていたけど、別の所ではいまいちな事としてあがっていたらしい。 小さめの仕事が多いから、いろんな事を幅広く知ってないといけないというジェネラリストな要素が必要になってくる。これが地方エンジニアの武器になるんじゃないかな?
あと、ゆるふわ.rb in 愛媛やりたいとか、技術について語る場が欲しいとか、熱い思いが書かれていた。
懇親会
おかえりなさいというお店で、6人で話をした。
店長がかなり熱く刺身の盛り合わせについて語ってくれた。その中で、カワハギっぽい表面の鯛を見せてもらったけど、名前を失念。なんだったっけ?
コミュニティのこととか、今後の勉強会のこと、保内の醤油が美味しいこと、ビアバッシュじゃなくて刺身バッシュしようぜとかそんな事を話してた。
勉強ばっかりじゃなくて、実際に行動を起こそうぜ的な話は自分にも思い当たる節ばっかりだった。自分も行動しないと!
振り返り
Keep
- 継続してコミュニティに参加する
しばらく疎遠になってたけど、これを機に月1くらいは参加したい。
Problem
- 基本的に勉強不足、知識不足
もっといろんな事に興味を持って勉強するなりアンテナ張るなりしないと。
Try
- みんなのサポートをする
コミュニティの立ち上げや勉強会の主催はできなくても、その人達をサポートしたいと思う。