「子供は泣くのが仕事」なんていいますけど、ふと以下のエントリに出会いました。
この世から子供が泣く場所が消滅することについて - 明日は明日の風が吹く
以前からよくある話ですが、読んでて辛くなりますね。
そこで、現在「幼児(男)の育児なう*1」な自分が思ったことを書き残しておこうと思います。
私は公共の場で舌打ちされたりして、嫌な思いをしたことがありません*2。それはきっと以下の様な理由かなと。
嫌な思いをしたことがない理由
子供を連れて公共交通機関を利用することがない
これは地方の良いところでもあり悪いところでもあると思いますが、移動は基本的に自家用車です。なので移動中に泣こうがわめこうが全く問題なし。大抵は車に乗せるとあっという間に寝てしまいますけどね。
草食系男子?
誰に似たのか知りませんが*3お坊ちゃんな性格のようで、癇癪を起こすことも少なく、公共の場でどうしようも無くなったことがありません。
まだ幼いからたまたまうまくいってるだけで、もう少し大きくなると手がつけられなくなるのかもしれませんけどね。
そういう場所を避けてる?
無意識のうちに避けているのかもしれません。思いつく中で一番困りそうなのは飛行機ですが、きっとできるだけ陸路を使うとかして避けると思います。
泣いてる子供を不快に思うこと
なんででしょうね。「自分も子供の頃は同じだったんじゃないの?」とか、「自分の老後を支えてくれるのは今の子供世代なのに。」という意見もあります。しかし、理屈で分かってても不快に思うこともあるでしょう。それは以下の様なことが関係してるんじゃないかと思います。
子育てしたことがない(忘れてる)
子育ての経験がある人なら、不快に思わないんじゃないかと思います。だって、泣いてる子供を見ても自分の経験に照らし合わせて、「お父さん、お母さんも大変よねぇ」とか、「泣き出したらとまらんもんねぇ」とか共感するはず。
私の場合、自分の子供が1歳7ヶ月なので、例えば自分が経験してない3歳くらいの子供が泣いてるのを見て上記のような共感は十分できないかもしれません。つまり、多少なりとも不快に思ってしまうかも。だって、どれくらい大変なのか想像できないもん。
しかし、経験がない場合でも、年齢に関係なく子供が身近に居れば感じ方は多少変わってくるんじゃないかと思います。
イライラしてる
沸点が低いというと言い過ぎですが、許容量が少ないっていうのかな。そういう人もいるんだと思います。
しかし、自分も満員電車で空調も十分に効いてない状況(この時点ですでにイライラしてる)で、子供がギャーって泣いてたら嫌な顔してしまうかも。
その場の環境によるところも大きいはず。
不快感をあらわにしたい
対象は何でも良いから、不快感をあらわにしたいという人もいるんじゃないかな。これは今読みかけてる「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」の冒頭に書いてあったことですけどね。
目的のために理由を付ける。つまり、「舌打ちしたいから泣いてる子供とその親をターゲットにする」みたいな感じ。
本はまだ読みかけなので、深いことは語れませんけど、「なるほど」と思ったので使わせてもらいました。
まとめ
残念だけど、この手の話ってきっと無くならないと思います。だって、少子化で子供に慣れてない大人が多くなってる訳だし、子育てしてる親とその子供を微笑ましく見守るなんて余裕がない人も多くなってるんじゃないかな。
苦しいけど、子育てしてる親はその時期を何とか乗り越えるしかない。
でも、子育てしやすい環境っていうのは存在すると思うので、長い目で見てそういった環境に移るっていう選択肢をとってもいいんじゃないかと思います。