なか日記

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愛媛IT勉強会 第10回勉強会に参加

@さんがAndroid開発について話をするということで行ってきました。 そのほか、愛媛で知り合いを増やしたいという目的もあり。

愛媛IT勉強会 第10回勉強会
場所:ビジネスアシスト四国
   愛媛県松山市宮西1-4-43 大智ビル 4階
日時:2012年9月19日(水)19:00~20:30

『四国におけるIT開発のメリット』

秋田智紀 様

概要

  • 愛媛ニアショア協議会
    • 民間主導
    • 企業体の集合
      • 大規模な仕事も各企業が人を出し合う
  • オフショア開発のメリットとデメリット
    • メリット
      • 単価が日本の約1/4とか
    • デメリット
      • 言語、文化、商習慣の違い
      • 知的財産に対する認識の違い
      • 品質意識、監視手法の違い
      • 地理的な違い(時差、休日、気候など)
  • デメリットが無視できなくなってきた
    • そこで、ニアショア
  • ニアショアのメリット
    • オフショアのデメリットを解消
    • 人件費、固定費(家賃など)が安い
      • でも、さすがに単金1/4はムリ
    • 現地への往来のコストが安い、時間的にもメリットあり
  • 四国でのニアショア事例
  • 今後のこと
    • 単に人件費が安いだけではNG
      • 価格競争になれば幸せにはならない
    • コスト以外の企業努力が必要
  • 四国であることの強み

感想

質疑応答ででた話題に、結局のところ下請けと何が違うの?という話がありました。個人的に思うのは、一次請けを狙ってるんじゃないかなと。2次請け3次請けといった仕事を狙っているのであれば将来性はないと思います。直接ユーザーと契約を結び、しっかりとした信頼関係を構築するのが大切とわかっているけど、地方の中小IT企業が首都圏のユーザーに提案できる機会ってなかなかないように思います。第3者機関的な協議会があれば、そこを通して少しでも多くのユーザにアプローチできるのではないかなと。

複数の企業から人を出し合ってプロジェクトを進める場合もあるようで、企業間の交流や技術力の向上に繋がればいいなぁと思いました。

Androidアプリの開発における注意点』

有限会社Netplan松山 上田和章 様

概要

  • 大変なところ
    • 端末数が多く、機種依存ではまることが多い
      • カメラ等、デバイス回り ⇒ 楽しみの一つとして考える
  • 世界、国内共にスマホはAndroidのシェアが60%台
    • タブレットはiPadが強い
  • Androidはスマホ、タブレットだけじゃない
    • カーナビ、音楽プレイヤー、デジカメなと
  • 開発環境
    • Eclipse、Titanium Mobile、PhoneGap、Senchaなどなど
  • どのバージョンに対応するか
    • 古いバージョンにも対応してより多くの人に使ってもらう
      • 最新のAPIが使用できないことも
        • サポートパッケージを使用すると幸せになれそう(万能ではないけど)
    • 使用している人が多い、新しめのバージョンをターゲットにする
  • マルチAPK
    • OSのバージョンによってプログラムを変える

感想

会場はけっこう置いてけぼりな感じだったかもw(?) 開発者の割合が少なかったから伝わりにくかったみたいです。最近Android開発関連から遠ざかってたので、個人的には楽しかったですね。3.0からフラグメントが使えるようになったのは知っているけど、今一つ何者かわかっていなかった。でも、なんとなくわかった気がしました。

時間がなかったので途中で終わることになったけど、30分近くしゃべって中断した時のスライドが70枚ちょいだったのには驚いたw 資料の量が半端なかったですね。

続きは今度じっくりお伺いしたいと思います。

全体を通しての感想

@さんや@さんをはじめとした開発者だけではなく、IT企業の社長さん*1などもいて新鮮でした。1時間半くらいの勉強会なので今の自分にはとてもありがたかったです*2。今後もちょくちょく顔を出して、他社の方々と交流を深めたいと思います。

あと、この手の勉強会は会社の名刺であいさつすることもあり、終了後にFBで友達申請をしていただいたりします。これから深く知り合うとはいえ、あまりプライベートなことをFBに載せない方がいいのかなぁとか思ったりし*3ますが、それもなんだか本末転倒な気がして…今後のFBの運用が個人的な課題*4ですね。