Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話
- 作者: きんどう
- 出版社/メーカー: きんどう
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (3件) を見る
電子書籍プラットフォームはKindleにずっぽりな今日この頃ですが、最近知った*1「きんどう(通称:きんどるどうでしょう)」の中の人が本を出したということで読んでみた。
目次
ごあいさつ
第一章 電子書籍を売るためのメディアの作り方
第二章 キンドルまとめサイトと私の1000日間
第三章 メディアを続けるための「面白くて金になる」
第四章 電子書籍を盛り上げるためにできること
おわりに 電子書籍に関わることになった方々へ
読んでみて
しっかりした戦略を持って運営してるんだなぁと。まぁ、そうじゃないと生計を立てるまでにサイトを成長させることなんてできないよね。
でも、「きんどう」立ち上げのきっかけは、ひな型になるサイトの提案をけちょんけちょんにされたのことを原動力にしてとかちょっと意外だった。
本書で想定する読者が「他業界や、出版社業界で編集や紙書籍の営業から、電子書籍の担当になった人」
位置No.42
ということで、かなり対象からは外れてたけど、「メディアの作り方や運営」という点では参考になるところは多かった。
一日でも早くメディアを成長させるために序盤から息をするように更新するとか、たまにしか更新されないブログやメルマガなんて負の資産でしかないので、メディアを絞ろうとか。どこかで聞いたことがある話だけど、結局はそういう所が本質なんだろう。
誰から買うか
モノを買うって時にリアルな人物と紐付いてたらコンテンツと無関係な部分でユーザーに買う買わないの判断が生まれます。お前からは買いたくない、なんてなりがちですからね。
位置No.384
なるほど。確かに、某氏からは買いたくないって、リンクを踏まずにがんばっている人もいそう。
この辺はメディアと個人ブログの違いというよりは、そのサイトの目的の違いかな。自分のことを知ってもらう営業ツールと考えるなら、リアルな人物と紐付けないとね。軸足をどこに置くか。
どうでもいいこと
慣れてないうちは多少のデザイン崩れを甘えで許しがちですが、厳しく自分を律して見出しや太字、画像サイズなどを確認して公開後も気付いたらすぐ修正しましょう。
位置No.260
の直後に
つまり、どんなに酔い生地だとしても五時やデイザンの屑れがあると切得力が牛なわれます。
位置No.261
なんてひどい誤字があってフフフッとほくそ笑んだ。
最後に
中の人には毎日すごい量の新刊が出てるし、流行れば流行るほどセールの情報も多くなりそうだけど、今後もサイトの運営をがんばって欲しい。おかげで安く本が買えてます。ありがとうありがとう。
おしまい。