キングダムノートで購入した中古のM800ですが、Pen and message.さんに調整してもらってすこぶる調子が良くなりました。ありがとうございました。
Pen and message.さんとの出会い
はっきりした記憶はないのですが、今年に入ってお店の存在を知りました。
Facebookグループ「万年筆&インクcafé」に投稿された内容からだったような気もします。
何気にWebサイトを見てみると、万年筆を売る際にすべてペン先を調整した上で売られている様子。 そして、商品一覧の中に「ペン先調整」というのがあるのを見て、「持ち込みでも調整してもらえるのかなぁ」なんて思いながらお店のことを頭の片隅に残していました。
インクが出ないのがどうしても気になる
勢いで買ったM800。 前の記事でも書いたのですが、「小指側にちょっとペン先が傾くとインクがでなくなる」というのが気になっていました。
キングダムノートの保証で1週間以内なら返品可能なのですが、「せっかくの出会いを無駄にしたくない」という思いがあり、返品したくないなぁと。 まぁ、書き心地やインクの出が気持ちよく、この時すでに愛着がわいてて手放せなかったというのが正直なところなんですけどね。
そこでPen and message.さんに相談してみることにしました。
相談してみた
メールで以下の状況をお伝えしました。
- 書き方によってインクが出ないことがある
- 他店購入だけどお願いできるのか
すると、半日も経たずに4400円(調整料金3500円+返送料900円)で調整可能な旨のお返事をいただきました。
そのあと「インクを入れたままでペンを送ってください」ということだったので、ペンを送り、もう少し細かい状況をお伝えしました。
ペンが届いたら支払の案内(Webサイトから「ペン先調整」をカートに入れて決済)を頂き、支払を行い、その後4日ほど経って調整完了&発送の連絡を頂きました。
戻ってきて
手元に戻ってきたM800をさっそく使ってみると、不満点が見事に解消されていました。
そして、ペンと一緒にペン先の状況や調整内容を手書きで書いた一筆箋が入っていました。 問題点やどういう調整をして頂いたのかがわかることもさることながら、手書きというのにまた感激。
今度万年筆を買う際にはぜひPen and message.さんにお願いしたい。と心に決めたのでした。
まとめ
Pen and message.さん、素敵です。
神戸のお店なので、愛媛在住の身としては店舗にお邪魔するのはなかなか難しいですが、神戸に行く機会があればぜひよってみたいと思います。
また、今回のペン先調整の他に、研ぎ出し(ペン先を細くしたり)もして頂けるようです。
外国製の万年筆はデザインが美しいものが多いですが、アルファベットを意識して作られているので極細(EF)でも国産の万年筆より線が太くなる傾向があります。 その為、手帳など細かい文字を書くシーンではちょっと使いづら買ったりします。
ここで、国産のEFくらいに研ぎ出してもらえれば、お気に入りの万年筆で手帳に細かく文字を書くこともできそうですね。
おしまい。