- 作者: 久我勝利
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: Kindle版
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ブックオフで安かったからかったけど、ずっと放置してた本。9月は殆どKindle本を読んでたので、たまには紙の本をと手に取った。
目次
第1章 日本の電気事情と電力会社のしくみ
第2章 日本の原子力発電の仕組みと危険性
第3章 次世代クリーンエネルギーの実用性
読んでみて
2011年6月に発売された本。ちょうど東日本大震災で福島第一原発の事故があり、原発について世の中の感心が高まっていた時期。
個人的には、この年の4月に東京に転勤になり、会社を辞めることを意識し始めた時期だ。
大体2~3時間で読んだ気がする。
電力会社から始まり、電気料金、そして原子力発電の仕組みや種類、放射線のこと、今まで世界で起きた原発事故、そして次世代のエネルギーなど広く浅く理解することができる。
タイトル通り、あまり時間をかけずにざっと知識を得たいときにいい本だと思う。
余談
超伝導
本の中で、「超伝導エネルギー貯蔵システム」というものが紹介されていた。どんなものかは下のリンクを見るとイメージできるかな。
そういえば、この前さくらインターネットが同じ超伝導を使った送電に成功したって話があったなぁ
ヘリウムガス
それと、この本を読んでヘリウムガスを吸うとなぜ声が高くなるのか理由がわかった*1。これが一番の収穫かもしれない。
おしまい。
*1:不思議に思ったら調べてみる癖が付いてない証拠