5歳の長男にガンプラ(RX-78-2ガンダム)をプレゼントしました。いや、プレゼントするつもりはなかったんですけどね。
ガンプラ HGUC 191 機動戦士ガンダム RX-78-2ガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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一緒にガンプラ作りたかった
いつか息子とガンプラ作りたいなぁと思ってました。
でも、まだ小さい部品を口にしたら危ないとか、まだ作る過程をたのしめないかなぁとか。
しかし、最近の長男は見切り品のジュウオウジャーのプラモ(ガム付きのやつ)を組み立てたりしてるのを見て、もう一緒に作っても楽しめるなぁと思いましたし、「本当のプラモはもっとおもしろいんやで」ということを教えてあげたくなりました。
というわけで、ガンダムのプラモデルを買ったのでした。一緒に作るつもりで。
なぜガンプラなのか?
話は30年以上前に遡ります(驚愕)が、私が小学校1年くらいの頃、親父と初めてガンプラを作りました。 私は親父の制止を振り切り、ランナーから全部のパーツを切り取っただけでしたから、一緒に作ったというよりは作ってもらったという方が正しいですね。
どういう経緯だったかは忘れましたが、そのガンプラは「グフ」でした。
完成した後、「空を飛んでる風にしたい」という私のリクエストに、親父は天井に釘を打ちテグスで吊ってくれました。
ちびまる子ちゃんのお父さん(ヒロシ)なら、「バカ言ってんじゃねーよ。グフは飛ばねーよ」といって相手にしてくれなかったと思います。 よく相手してくれたと思います。
それから、私はガンプラにハマることになり、祭りの時は小遣いをもらって出店を全部スルーしておもちゃ屋に行ったり、プラモ関係の本(B6サイズくらいの分厚い本だった気がする)を読んで漢字を覚えたり、カッターで指先を切って舐めてキズを治すことを覚えたりしたのでした(あー、懐かしい)
そんなわけで、今度は自分が親父として、息子にプラモを作ってやりたいなぁと思ってたんですよね。
始めてプラモを見た息子の目
仕事から帰ると、長男がプラモの箱を持って「これどうしたん!?」と駆け寄ってきました。
「一緒に作ったらおもしろいかなーと思ってね」というと、「えー、そうなん。開けてもいい?」と。 どうやら、開けたいのを我慢して待っていてくれたようです。
箱のサイドに載っているいろんなポーズの写真を見て「これのどれが入っとるんかなぁ?」と長男(ガム付きのプラモなど、あれ系のオモチャは「この中には何番の商品が入ってますよ」と見本が箱の側面に載ってる)。
「どれっていうか、全部かなぁ。このポーズ全部できるんよ」というと、「えー!ホントにー!すっごーい!!」(親父は横でニヤニヤ)
そして、箱を開けると、見たこともない中身に「わー、何これ!?すっげー!!」(親父は横でニヤニヤ)
この時、自分は「うんうん、喜んでくれて良かった」くらいにしか思いませんでした。 しかし、翌日になって、無邪気に喜んで、感心して、興奮してた、そして、目がキラキラ輝いてた長男の様子を思い返してなんだか目頭が熱くなってきたのでした。
私自身にとっては、箱の横の写真は見本なのは当たり前だし、ランナーについてる部品も当たり前の光景です。
しかし、それを初めて見る長男にとっては全てが未知の物、好奇心をくすぐる物だったんだなぁと。 始めて目にするもの、始めて経験すること、その時の表情をしっかりと自分の目に焼き付けておきたいと今更ながらに感じました。
作ってみたい
一通り見た後は作ってみたくなるのが男の性。 夕ご飯を前にして、「作りたい」と。
まぁ、そこはご飯食べてから父ちゃんと一緒にやろうやとなだめて食事をしたのでした。
つづく?