カクノの中字(M)を買って*1、約1週間が経った頃、気がつくと手元にカクノの極細字(EF)が…
改めて振り返ってみると、あれよあれよという間に5本目かよ…と唖然としてしまいますが、カクノは約1,000円でお手軽なんで、ついうっかりしてしまいがちになるんだと思います。

kakuno/万年筆・カクノ EF極細字【透明ボディ/ノンカラー】 FKA-1SR-NCEF
- 出版社/メーカー: パイロット
- メディア: オフィス用品
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なんで買ったの?
手持ちで一番細いのはコクーンの細字(F)だったわけですが、5mm方眼のノートを使ってる私はついつい字をその高さに合わせて書きがち。つまり、細かい字を書くことが多い。
コクーンの細字でもそれなりに書けてたんですけど、「EFってどれくらいの細さなんだろう?」と気になったので、ちょっと試しに買ってみた感じといいますか・・・その背景には、「ちょっと背伸びした万年筆が欲しいなぁ」というのもありまして・・・
まぁ、個体差やインクの粘度なんかによっても線の太さは変わってくるんだとは思いつつも・・・ねっ。
使ってみた感想
「カリッカリやぞ!カリッカリやぞ!」
これにつきます。中字(M)とは全く違うこの感じ。紙を引っ掻くような感じというか、抵抗を感じます。ただ、それが気持ち悪いかと言われるとそうでもないのが不思議なところ。
私としては、細かい文字を書く場合にはある程度抵抗を感じた方が書きやすいのかもしれません。すらすらペンが進むと細かい字は書きづらいようにも思います。
気になってた線の太さですが、コクーンの細字(F)よりも1段線が細い感じ。 5mm方眼の中にも楽々文字が書けます。
ちなみに、インクはコクーンと同じ色彩雫の「月夜」を入れました。
まとめ
万年筆で細かい字を書きたい、しかもお手軽なお値段で!という人にはいいと思います。でも、万年筆ならではの醍醐味はかなり薄れると思います。
個人的に、万年筆の醍醐味とは、
- すらすらとしたなめらかな書き心地
- ペンの運びによるインクの濃淡
だと思ってます。まぁ、素人が知ったかぶりしてるだけですけど。
透明軸という事もあり、女性のユーザーは軸の空いてる所にビーズを入れるなどかわいらしくアレンジして使われている方も居るようなので、そういうのをしてみたい人にもこのカクノはお薦めですね。
そんなわけで、カクノはこれで打ち止め。
手元には、極細字から中字までの万年筆が揃いました。色彩雫のインクも一通り使えるだけの本数にもなりました。これで普通はおしまいですよね。普通は…
おしまい。