万年筆用のノートもいよいよ3冊目。今年に入ってから紳士なノートを使っています。もちろん、A5の方眼タイプ。
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昨年のうちに買っていたのですが、MDノートを使っている途中だったのでぐっと我慢しつつ、年が変わったらこのノートを使おうと楽しみにしていました。
ん、ん、あれれっ?
年が明け、いよいよ紳士なノートとの生活がスタート。ファーストタッチはもちろんカスタム74でした。
が、いざ文字を書いてみると線が滲む滲む。止めたところでインクが滲んで玉になったり、線自体も微妙に滲んでいるようで美しくない。これはストレス。
あれれ、こんなノートだったの?もっと万年筆に適してるノートだと思ったのに。
切り分けしてみた
もしかしたら、インクのせいかなーと手持ちのインクで一通り書き比べてみました。
結果、「パイロットのインキは滲む傾向があり、ラミーやプラチナ万年筆のインクは滲まない」ということがわかりました。
手持ちのボトルインクは全部パイロット製なので、このままじゃカスタム74が使えないじゃないか!ということで、#3776センチュリー(純正のインクカートリッジ装着)を使いつつ、プラチナ万年筆のボトルインク(ブルーブラック)をぽちっとな。
ボトルが届くまでの間、カスタム74は洗浄して万全の状態で待機、ボトルが届くとすぐにカスタム74に吸わせました。
使ってみての感想
インクの滲みについてはプラチナ万年筆のインクで解決。カスタム74である程度(理由は後述)気持ちよく書けています。
書き心地について、製品のコメントや評判どおり滑らか。#3776センチュリー(極細)のカリカリ感もだいぶ軽減されます。もちろん、カスタム74ではより滑らか。
そして、「糸かがり綴じ」なのでどこを開いてもかぱっと開きます。
といっても、10枚くらいのノートを10個束ねているような感じなので、時々中央の綴じが気になることはあります。同じ製本のMDノートはあまり気にならなかったなぁとMDノートを確認すると、これも10枚程度が複数束ねられてる感じ。同じじゃん。ただ、MDノートはページ中央付近に罫線(方眼)は引かれていません。一方、紳士なノートはページ全体に罫線が引かれているのでその辺の差で気になるのかもしれません。
残念な点
おおむね満足なノートですが、1点だけ残念な点が。
それは、「線がより太目になる」ということ。
インクの吸収がよいから?なのかわかりませんが、線が太目になります。EFで書いてもFくらいの太さになる感じ。細い線が書きたくてEF使ってるのに、これはちょっと残念。
まとめ
全体的におおむね満足しています。
でも、クリームの方もちょっと気になっていたりします。クリームの方はシルキーほど滑らかじゃないみたいですが、それよりも思った通りの線の太さで書ける方が自分には気持ちいいかなぁ。なんてね。
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おしまい。